立春もすぎました。
暦の上では2月4日が寒さの頂点であり、翌日からの寒さを「残寒」、「余寒」などと表すそうです。
ここのところほんとうに冷え込みが強く、圃場も凍って昼まで仕事になりません。
この時期は研修なども多く、先日も農薬についての学習会にいってきました。
何かと危険視される農薬ですが現在の使用基準は非常に厳しいもので、
使用法を間違えなければ人体に影響を与えることはまずないそうです。
決して農薬の使用を推奨するわけではありませんが農薬を
まったく使用しないというのは難しい部分もあります。
生産者も安くない農薬をできるだけ使いたくないという気持ちがあります。
人間も病気の予防に注射をうったり、体調の悪いとき薬を飲みます。
だからといって野菜について同じように考えることはできませんが、
「農薬=危険」と頭ごなしに決め付けて規制をかけすぎても
生産率の低下などの問題を招いてしまうかもしれません。
農薬の使用については「食べるひと」も「作るひと」も考えなくてはならないことだと思います。