3月4日に茨城ふるさと産直ネットワーク主催による合同監査が県西産直センターで行われました。
これは「茨城ふるさとネットを構成する産直組織における産直事業の運営を
合同で監査する」という主旨のもので霞ヶ浦有機センター、常陸野産直センター、
阿見産直センター、鹿行産直センター、JAやさと、KEKの6産地が参加しました。
主な監査項目として組織運営や生産についての安全性などを確認しました。
関連書類の準備など、なかなか大変でしたが自分たちで気がつかなかった
課題点なども見つかり、意義のある一日だったと思います。
立春もすぎました。
暦の上では2月4日が寒さの頂点であり、翌日からの寒さを「残寒」、「余寒」などと表すそうです。
ここのところほんとうに冷え込みが強く、圃場も凍って昼まで仕事になりません。
この時期は研修なども多く、先日も農薬についての学習会にいってきました。
何かと危険視される農薬ですが現在の使用基準は非常に厳しいもので、
使用法を間違えなければ人体に影響を与えることはまずないそうです。
決して農薬の使用を推奨するわけではありませんが農薬を
まったく使用しないというのは難しい部分もあります。
生産者も安くない農薬をできるだけ使いたくないという気持ちがあります。
人間も病気の予防に注射をうったり、体調の悪いとき薬を飲みます。
だからといって野菜について同じように考えることはできませんが、
「農薬=危険」と頭ごなしに決め付けて規制をかけすぎても
生産率の低下などの問題を招いてしまうかもしれません。
農薬の使用については「食べるひと」も「作るひと」も考えなくてはならないことだと思います。
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
昨年12月にホームページが開設されて
色々な情報を発信したいと思っているのですが
いざ始まってみると日々の業務に忙殺されて
なかなか更新できません。
景気が悪く大変な世の中ですが農産物も安値が続き
生産者も危機的状況です。
消費者にとっては価格が安いことは歓迎されるのでしょうが
再生産価格を割り込んだ状態が続くと
農家の経営は破綻して国産の農産物はどんどん減少してしまいます。
安心して食べられる国産野菜を維持するために「買う人」と
「作る人」の相互理解が必要です。
今年もそんな橋渡しの仕事がしていけるように
みんなでがんばりますのでよろしくお願いします。
12月4日に結城地域農業改良普及センターより講師をお願いして梨の剪定講習会が行われました。
梨の剪定とは簡単に言えば樹全体の配置を考えながら、良い実が成りそうな枝を残し、古い枝を新しい枝に更新することです。
これにより来年の梨の収穫量が大きく違ってくることもあり、非常に大切な作業です。
みんな真剣に説明を聞いています。
誘引作業(枝を果樹棚と呼ばれる針金に結びつける作業)